专利摘要:

公开号:WO1990015274A1
申请号:PCT/JP1990/000688
申请日:1990-05-29
公开日:1990-12-13
发明作者:Shiro Saito;Shigeru Takagi;Mineji Kondo
申请人:Inax Corporation;
IPC主号:F16K11-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 多 方 弁
[0003] 技術分野
[0004] 本発明 は、 バル ブ ケース 内 に 流路開閉用 の ボー ルが 設置さ れた多方弁に関す る 。
[0005] 背景技術
[0006] 従来の多方弁 と し て、 概略円筒状の水室を有す る バル ブ ケース に 、 水等の流体の流入 口 と 複数の流出 口 と が 設け ら れ、 こ のバルブケース内に、 概略円柱状の形状を 有 し前記流入口 と 流出口 と を連通 し得る流路が設け ら れ た弁体が挿入された も のがあ る。 こ の多方弁に あ つ て は 該弁体を弁体の軸心回 り に回転す る こ と に よ り 流通流路 を切 り 換え る こ と が で き る 。
[0007] こ の よ う に円柱状の弁体を用い る従来の多方弁 に おい て は、 バルブケース と 弁体の摺揆面積が大き く 、 バルブ を回転さ せ る ため に大き な力が必要であ つ た。
[0008] 発明の開示
[0009] 本発明 は、 ハ ン ド ルを軽快に回転操作す る こ と が で き る多方弁を提供す る こ と を 目 的 と す る。
[0010] 本発明の第 1 の態様の多方弁は、 バルブケー ス と 弁体 と を備え て構成さ れる。 こ のバルブケー ス に は水等の流 体の ための流入口 と複数の流出口が形成さ れ、 該流出口 は バ ル ブ ケ ー ス の周面 と 端面 と に 配置 さ れ る 。 バ ル ブ ケース内に は、 周面の流出口 を閉鎖が可能な よ う に ボー ル が配置 さ れ る 。 ま た 、 バ ル ブケース に は回転可能な 弁体が挿入され、 こ の弁体に は アーム部 と弁部が設け ら れる。 こ の アー ム部は、 弁体の回転に よ り 所定の回転角 度に なる と前記ボールを押 し除け τバルブケース周面の 流出 口を開口 させ る機能を有する。 バルブケース端面の 流出 口 は バ ッ キ ン で囲 ま れて お り 、 弁体の端面は こ の パ ッ キ ン に摺接 し てい る。
[0011] こ の第 1 の態様 に あ っ て は、 弁体を あ る 角度 に 回す と 、 アーム部がボールをバルブケース周面の流出口か ら 押 し除け、 こ れ に よ り 当該周面の流出口が開口 して流体 が流出さ れる。 ま た、 別の角度に弁体を回す と 、 弁体が バルブケース端面の流出口 を開口状態 と す る。
[0012] こ の よ う に、 ボール に よ り バルブケースの周面の流出 口 の開閉を行ない、 弁体が実質的 に端面の流出口のパ ッ キ ン のみ と摺動す る よ う に し た こ と に よ り 、 摺動面積を 非常に小さ く す る こ と がで き る。
[0013] 本発明の第 2 の態様では、 前記バルブケー ス の端面の 流出用開 口 を周回す る リ 、ジ ブパ ッ キ ン 装着搆が形成 さ れ、 該装着溝に装着された リ ツ ブパ ツ キ ン の装着溝への 装入方向先端側が厚肉 と な つ てい る。
[0014] こ の態様に あ っ て は、 リ ッ ブパ ッ キ ン の装入方向先端 側が厚肉 と な っ ている ので、 該厚肉部分が装着溝の壁面 部分に強力 に密着す る。 こ れ に よ り 、 漏水が防止さ れる と共に、 リ ツ ブパ ッ キ ン の抜けが防止さ れ る。
[0015] 本発明の第 3 の態様で ほ、 前記バルブケー ス の端面の 流 出 甩 開 口 を 周 回 す る リ 、ジ ブ パ ッ キ ン 装着搆 が形成 さ れ、 該装着溝に装着された リ ツ ブパ ッ キ ン の周面 と該 装着溝の搆壁面の間に板状体を介在させ、 か っ こ の板状 体を前記端面か ら突出させてい る。
[0016] 本発明の第 4 の態様に おいて は、 前記バルブケースの 端面の流出用開口 を周回す る リ ッ ブパ 、ジ キ ン装着搆が形 成さ れ、 該装着搆に リ 、ジ ブパ ッ キ ン が装着さ れて お り 、 該装着溝の縁部が前記端面か ら突出 し て い て も良い。
[0017] 第 3 、 4 の態様の よ う に板状体又は突出部を設け た多 方弁 に おいて は、 リ 、ジ ブパ ッ キ ン の う ち端面か ら突出 し た部分が こ れ ら板状体又は突出部 に よ り バ ッ ク ア ッ プさ れ、 可動弁部材の移動に伴う リ ッ ブパ ッ キ ン の変形が き わ め て小 さ く な る 。 こ れ に よ り 、 漏水が防止 さ れ る 。 ま た、 リ ツ ブパ ッ キ ン の繰 り 返 し受 け る変形に伴う 劣化 も ほ と ん ど生 じ ない。
[0018] 本発明の異な る態様に おいて は、 流入口 と複数の流出 口が形成さ れたバルブケース内 に該流出 口 を開閉さ せ る 弁体が回転自 在 に挿設さ れ た 多方弁 に お い て 、 バル ブ ケースの周面に前記流出口を配置 し、 バルブケース内に 該周面の流出口 を覆蓋可能なボールを配置す る と共に、 前記弁体に該ボールを移動させ る アーム部を設け、 こ の アーム部の先端に ボール掬い上げ用の爪部が設け ら れて い る
[0019] こ の態様の多方弁に あ っ て は、 弁体を あ る 角度に回す と 、 アーム部がボールをバルブケース周面の流出口か ら 押 し除け、 こ れ に よ り 当該周面の流出 口 が開口 して流体 が流出 さ れる。 ま た、 別の角度に弁体を回す と 、 弁体が バルブケース端面の流出口 を開口状態 と す る。 こ の よ う に、 ボール に よ り パルプケースの周面の流出口の開閉を 行な う こ と に よ り 、 摺動面積を非常に小さ く す る こ と が で き る 。
[0020] 本発明の さ ら に別の態様に おいて は、 流久口 と複数の 流出口が形成さ れたバルブケース内 に回転軸が挿設さ れ た多方弁に おいて、 バルブケース内に各流出口 を閉鎖可 能な よ う に ボールが配置され、 回転軸に ほ、 所定の回転 角度 に な る と 前記ボールを押 し除けて流出口 を開口 さ せ る カ ム 及び.、 ボールを保持 し約 1 8 0 度異 な る所定の 2 つの回転角度に なる と前記ボールを落下させて流出口 を閉鎖さ せ る筒状体が設け ら れてい る。
[0021] こ の態様の多方弁 に あ っ て は、 軸を あ る 角度 に 回す と 、 カ ム又は筒状体がボールを流出口か ら押 し除け、 こ れ に よ り 当該流出口が開口 し て流体が流出さ れる。
[0022] 軸に対す る カ ム の取付角度及びカ ム の円周方向の大き さ を調整す る こ と に よ り 、 カ ムがボールを押 し除けて流 出 口 を開口 さ せ る角度を定め る こ と がで き る。 ま た、 軸 に対す る筒状体の取付角度を調整す る こ と に よ つ て も、 ボールを押 し除けて流出口 を開.口 させ る角度を定め る こ と がで き る 。 従っ て、 どの回転角度の と き に どの流出口 か ら流出さ せ る か と い う 切 り 換え を、 自 由 に定め る こ と がで き る 。 そ して、 ボールに よ り 流出 口 の開閉を行な う こ と に よ り 、 摺動面積を非常 に小 さ く す る こ と が で き る 。
[0023] 末発明の さ ら に別の態様に おいて は、 前記周面の流出 口 を覆蓋可能なボールが各々 収納された ボール保持穴が 前記弁体 に設け ら れて お り 、 各ボール保持穴の側壁面に は切欠孔が形成さ れ、 各切欠孔の開口縁は、 前記ボール の傷付き を防止 し得る面取 り さ れた アール状 に形成さ れ て い る 。
[0024] こ の態様に おいて は、 ボールがボール保持穴内で転動 し、 又、 切欠孔に水圧等に よ り 押 し付け ら れて摺接 し て も .、 アール状に形成さ れてい る ためボール弁の表面に傷 が付 く こ と がな く 、 ボール弁の摩耗, 傷付 き 等が良好に 防止さ れて ボール弁の耐久性が増 し、 浄水器全体の機能 及び耐久性が増大さ れる。
[0025] 図面の簡单な説明
[0026] 第 1 図は本発明の実施例に係る多方弁の平断面図 (第 3 図の 1 一 1 線に沿 う 断面図) 、 第 2 図は水栓及び多方 弁の分解斜視図、 第 3 図は浄水カー ト リ ッ ジ を取 り 外 し た状態に お け る水栓の平面図、 第 4 図は浄水カー ト リ ツ ジ を装着 し た状態 に お け る 正面図、 第 5 図 は同右側面 図、 第 6 図は浄水カー ト リ ッ ジを取 り 外 し た状態に お け る底面図、 第 7 図は第 1 図の 7 — 7 線に沿っ て と つ たバ ルブケースの断面図、 第 8 図は第 1 図の 8 — 8 線 に沿つ て と つ た バルブケース断面図であ る 。 第 9 A 、 1 0 A 、 1 1 A 図はそれぞれ弁体 4 0 の斜視図で あ る 。 第 9 B 、 1 0 B 、 1 1 B 図はそれぞれ水栓の断面斜視図で あ る 。 Q
[0027] 第 1 2 A図は弁体の正面図、 第 1 2 B 図は弁体の斜視図 であ る。 第 1 3 図及び第 1 4 図ほ弁体の枢支部の分解斜 視図であ る。 第 1 5 図及び第 1 6 図ほ アダプタ ア ッ セ ン プ リ の平面図であ る 。 第 1 7 図、 第 1 8 図、 第 1 9 図、 第 2 0 図、 第 2 1 図、 第 2 2 図、 第 2 3 図、 第 2 4 図、 第 2 5 図及び第 2 6 図はパ ツ キ ン の取付構造を示す断面 図であ る。 第 2 7 図は本発明の別の実施例 に係 る水栓の 縦断面図で あ る 。 第 2 8 図 は カ ム軸の斜.視図で あ る 。 第 2 9 図はカ ム軸の回転に節度を与え る た めのク リ ッ ク 機構を示す図であ る 。 第 3 O A図はカ ム軸の正面図であ る。 第 3 0 B 図はカ ム軸の平面図であ る。 第 3 0 C 図は カ ム軸の底面図であ る。 第 3 0 D 図はカ ム軸の背面図で あ る 。 第 3 0 E 図は第 3 O A図の E — E 矢視図であ る。 第 3 0 F 図 は 第 3 O A 図 の F — F 断面図 で あ る 。 第 3 0 G図は第 3 O A図の G — G断面図であ る 。 第 3 0 H 図ほ第 3 O A図の H — H 断面図であ る。 第 3 0 I 図は第 3 O A 図の I 一 I 断面図である。 第 3 0 J 図は第 3 O A 図の J 一 J 断面図である。 第 3 1 A 、 3 1 B 、 3 1 C 、 3 1 D 、 3 1 E 、 3 2 A 、 3 2 B 、 3 2 C 、 3 2 D 、 3 2 E 、 3 3 A 、 3 3 B 、 3 3 C 、 3 3 D 及び 3 3 E 図 ほ そ れ ぞれ第 2 7 図の水栓の作動を説明す る 断面図で あ る。
[0028] 発明を実施す る ための最良の形態
[0029] 第 1 〜 1 1 図 に示された浄水器付き水栓 1 0 ほ、 水栓 ケーシ ン グ 1 2 内に回転バルブ 1 4 が収容さ れて搆成さ れて い る 。 水栓ケー シ ン グ 1 2 は ア ッ パー ケー シ ン グ 1 6 と ロ ワ ケ ー シ ン グ 1 8 よ り な る 。 ア ッ パ ー ケ ー シ ン グ 1 6 は、 その平面視形状がグラ ウ ン ド 形状の も のであ り 、 上面の一方の側に は浄水カー ト リ ヅ ジ 2 0 の設置用 開口 2 2 が設け ら れ、 上面の他方に は回転バルブ 1 4 の 流入部 2 4 を ケーシ ン グ 1 2 の外部 に引 き 出す ための開 口 2 6 が設け ら れて い る 。 浄水カ ー ト リ 、ソ ジ 2 0 は活性 炭を内蔵 し てい る 。
[0030] ロ ワ ケー シ ン グ 1 8 も平面視形状がグ ラ ウ ン ド形状の も のであ り 、 その一方の側に は浄水吐水口 を水栓ケーシ ン グ 1 2 の外部 に臨ま せ る ための開口 3 0 が設け ら れ、 他方の側 に は回転バルブ 1 4 の流出部 3 2 を水栓ケーシ ン グ 1 2 外 に 弓 I き 出す た め の開 口 3 4 が設 け ら れ て い る 。
[0031] 次に、 回転バルブ 1 4 の構成について説明す る。
[0032] 符号 3 8 はバルブケー ス であ り 、 弁体 4 0 が挿入さ れ て い る 。 こ の バ ル ブ ケー ス 3 8 に は浄水カ ー ト リ ッ ジ接 続部 4 2 が一体に設け られて お り 、 弁体 4 0 を通 り 抜け た水が接続流路 4 4 を経て浄水カー ト リ ツ ジ接続部 4 2 に流入 し得る よ う 構成されてい る 。 浄水カー ト リ ジ接 続部 4 2 に は 、 浄水カ ー ト リ ッ ジ 2 0 の流出 口 の着座部 4 5 が設け ら れてい る。 こ の着座部 4 5 は ノ ルブケース 3 8 の底面か ら上方に延在す る よ う に設け ら れて お り 、 その外側が外側流路 4 6 、 内側が内側流路 4 8 と な っ て い る 。 浄水カー ト リ ッ ジ 2 0 ほ、 その底面部の中央に処理水 流出口が設け ら れ、 そ の周囲に該流出口 と 同軸的 に被処 理水流入口が設け ら れている。 なお、 浄水カー ト リ ッ ジ 2 0 内に は活性炭等のエ レ メ ン 卜 が内蔵さ れてい る。 該浄水カー ト リ ッ ジ 2 0 は、 外側流路 4 6 か ら被処理 水流入口 を経て水が導入され、 内部のエ レ メ ン ト で浄化 処理 し 、 浄化処理 し た水を処理水流出 口 か ら 内側流路
[0033] 4 8 に 流出 さ せ る よ う 構成 さ れ て い る 。 着座部 4 5 の 下方部分 に は、 浄水吐水口 5 0 が下方に向っ て突設さ れ てい る。
[0034] 前記弁体 4 0 は略円柱形状の も の であ り 、 第 1 のボー ル保持穴 5 2 と第 2 のボール保持穴 5 4 と が設け ら れて い る。
[0035] 第 9 、 1 0 、 1 1 図に明示される通 り 、 ボール保持穴
[0036] 5 2 は、 弁体 4 0 をその軸心 と 直交方向に切 り 欠い た形 状 と な っ ている。 こ のボール保持穴 5 2 は、 弁体 4 0 の 端面に形成さ れた端面開口 5 6 に溝状の流路 5 8 を介 し て連通さ れている。 ボール保持穴 5 2 内に はボール 6 0 が挿入さ れている。
[0037] ボール保持穴 5 4 は、 弁体 4 0 の軸心 と 直交方向に切 り 欠い た形状に形成さ れて お り 、 こ のボール保持穴 5 4 の延在方向は前記ボール保持穴 5 2 の延在方向 と 9 0 度 ず れ た も の と な っ て い る 。 該ボー ル保持穴 5 4 内 に は ボール 6 2 が内挿されている。
[0038] ボール保持穴 5 2 と前記流路 5 8 と の間は仕切壁 5 7 で仕切 ら れ、 ボール保持穴 5 2 、 5 4 間は仕切壁 5 9 で 仕切 ら れて い る。 こ れ ら仕切壁 5 7 、 5 9 に は、 それぞ れ 切 欠 5 7 a 、 5 9 a が設 け ら れ て お り 、 こ の 切欠 5 7 a 、 5 9 a に よ り 溝状流路 5 8 、 ボ ー ル保持穴 5 2 、 5 4 同志が互い に連通 し て い る 。 ま た 、 ボール 保持穴 5 2 、 5 4 の背後側の部分は弦状に切 り 欠かれて 流路 5 2 A 、 5 4 A が形成 さ れ て い る 。 ボー ル保持穴 5 2 と 流路 5 2 A と の間、 及び、 ボー ル保持穴 5 4 と 流路 5 4 A と の間はそれぞれ後述す る アーム部 5 2 a 、 5 4 a と な っ てレヽ る。
[0039] 第 7 、 8 、 1 2 A 、 1 .2 B 図 に 明瞭 に 示 さ れ る よ う に 、 各アーム部 5 2 a 、 5 4 a の先端 (弁体 4 0 の軸心 線の弦方向の端部) に は、 それぞれボール保持穴 5 2 、
[0040] 5 4 に突出す る よ う に し て爪部 9 2 、 9 4 が設け ら れて い る 。 こ の爪部 9 2 、 9 4 は、 アー ム部 5 2 a 、 5 a がボール 6 0 、 6 2 を シ ャ ワ ー流出 口 6 8 、 水道流出口
[0041] 6 6 か ら 押 し除 け る た め に 回転さ れ た と き に 、 ボール' 6 0 、 6 2 の下側半球面 に 当接す る 。 そ し て 、 ボール 6 0 、 6 2 を掬い上げる よ う に し て流出口 6 8 、 6 6 か ら 押 し 除 け る 。 こ の た め、 アーム 部 5 2 a 、 5 4 a が ボール 6 0 、 6 2 に当 っ た と き に はボール 6 0 、 6 2 は き わめて滑 ら か に流出口 6 8 、 6 6 か ら離れる方向に動 く 。 ま た、 流出口 6 8 、 6 6 の緣部 に ボール 6 0 、 6 2 が ア ーム部 5 2 a 、 5 4 a に よ り 押 し付け ら れ る こ と が ないの で、 該緣部やボール 6 0 、 6 2 の耐久性も向上す る。
[0042] 第 1 2 B 図 に 明 瞭 に 示 さ れ る よ う に 、 前 記 切欠
[0043] 5 7 a 、 5 9 a の開口内周緣がアール状の アール縁 R と な っ てい る。 こ の ため、 ボール 6 0 、 6 2 がボール保持 穴 5 2 、 5 4 内で転動 し た時や、 ボール 6 0 、 6 2 が水 圧に よ り 切欠 5 7 a 、 5 9 a の開口内周縁に押 し付け ら れた り し た時に も、 ボール 6 0 、 6 2 に傷が付 く こ と が ない。 従っ て、 ボール 6 0 、 6 2 がゴ ム等の弾性素材で 形成さ れてい る場合であ っ て も、 ボール 6 0 、 6 2 の耐 久性が確保さ れてい る。
[0044] 前記バル ブ ケース 3 8 の周面の う ち 上面 に ほ流入口
[0045] 6 4 が形成 さ れ、 下面 に は水道流出 口 ( 整流流出 口 )
[0046] 6 6 及びシ ャ ワ ー流出口 6 8 が形成さ れて い る 。
[0047] 流入口 6 4 に被さ る よ う に リ ング状のパ ッ キ ン 7 O A が流入部 2 4 内に嵌合され、 該パ ッ キ ン 7 O A は ァダブ タ 7 1 及び袋ナ ツ ト 7 1 a に よ り 保持さ れて レヽ る。 ァダ ブ タ 7 1 は水道の吐水管 7 1 K の先端 に 外嵌可能で あ り 、 こ れ に よ り 多方弁 1 0 が吐水管 7 1 K の先端に取 り 付け ら れる よ う に な つ てい る。 袋ナ ツ 卜 7 1 a は流入部 2 4 の外周面に上方か ら螺合されてい る。 こ のパ ッ キ ン
[0048] 7 0 A の中央開口 に定流量弁 7 0 が設置されて い る。 水道流出口 6 6 はバルブケース 3 8 か ら下方に向っ て 筒状 に突設 さ れて お り 、 こ れ に 外嵌す る よ う に 邪魔板 7 2 が設け ら れてい る。 該邪魔板 7 2 は シ ャ ワ ー流出口 6 8 に対面す る よ う に設け られてレヽ る。 符号 7 4 は流出部 3 2 の外周面に螺着さ れた ホルダで あ り 、 邪魔板 7 2 を保持 し てい る。 ホルダ 7 4 の中央部 分に は水道吐水口 7 6 が設け ら れ、 該水道吐水口 7 6 は 前記水道流出 口 6 6 に連通 して い る 。
[0049] ホ ル ダ 7 4 の外周 に沿 っ た部分 に は シ ャ ワ ー吐水 口 7 8 が設 け ら れ て お り 、 該 シ ャ ワ ー吐水 口 7 8 は前記 シ ャ ワ ー流出口 6 8 に連通 し てい る。
[0050] 符号 8 0 はメ ッ シ ュ 、 8 2 は氷道吐水口 7 6 の内周面 に突設さ れた メ ッ シ ュ保持用突起を示す。
[0051] バルブケース 3 8 に は、 弁体 4 0 の先端面 と 対向す る 位置 に 前記接続流路 4 4 の流入 口 部分 た る 端面流出 口 4 4 a が開 口 し て い る 。 こ の端面流出 口 4 4 a は弁体 4 0 の軸心に対 し前記端面開口 5 6 と 等半径位に設け ら れて お り 、 第 9 図の姿勢に な る よ う に弁体を回転させた と き に流路 4 4 と 端面開口 5 6 と が連通さ れる。
[0052] こ の端面流出 口 4 4 a を囲む よ う に リ ッ ブ ノぺ ヅ キ ン 9 0 がバルブケース 3 8 に装着されて お り 、 弁体 4 0 の 端面 ほ こ の リ ッ ブノ ヅ キ ン 9 0 に 摺接 し て い る 。 こ の リ 、ジ ブパ ッ キ ン 9 0 は、 端面流出口 4 4 a の周囲に周設 さ れた装着溝に嵌着されてい る。
[0053] なお、 こ の端面流出口 4 4 a は、 そ の周囲部分よ り も 若干凹陥 し た部分 に開口 し てい る 。 こ の よ う に す る と 、 弁体 4 0 を強力 に バルブケース 3 8 内 に押 し込んだ と し て も 、 該弁体 4 0 が流出口 4 4 a の周囲以外の高段部に 当接す る よ う に な る 。 そ し て、 こ の ため、 リ 、ジ ブパ ツ キ ン 9 0 が過度に強く 圧迫されて損傷 し た り 、 装着溝か ら 外れた り する こ と が防止さ れる。
[0054] リ ッ ブパ ッ キ ン 9 0 の設置構造について次に第 1 7 〜 2 6 図を参照 して説明する。
[0055] 第 1 9 図の如 く 、 回転バルブ 1 4 の端面流出口 4 4 a を囲む よ う に リ ッ ブパ ッ キ ン を装着溝 4 4 b が形成 さ れ、 該装着搆 4 4 b に装着さ れた リ ツ ブパ ッ キ ン 9 0 に 弁体 4 0 の端面が摺接さ れてい る。 弁体 4 0 が図の A の 如 く 回転さ れて端面開口 5 6 が端面流出口 4 4 a に連通 す る と 吐水がなされる。
[0056] 第 1 9 図の態様に おいて は、 弁体 4 0 が回転す る に際 し、 リ ツ ブパ ッ キ ン 9 0 が第 2 0 、 2 1 図に示す如 く 摩 擦力 に よ り 変形 し、 リ ツ ブ パ ッ キ ン 9 0 と装着搆 4 4 b の溝面 と の間に隙間 C が生 じ易い。 かか る隙間 C が生 じ る と 、 漏水をひき起こ すおそれがあ る。 ま た、 弁体 4 0 の回転の度に リ ッ ブパ ッ キ ン 9 0 が繰 り 返し大き な変形 を受け る こ と に な り 、 リ ツ ブ パ ヅ キ ン 9 0 の耐久性が低 下す る おそれも ある。
[0057] か か る 問題を解決 し た の が、 第 1 7 、 1 8 、 2 2 〜 2 6 図に示 し た態様である。
[0058] 第 1 7 図で は、 装着搆 4 4 b の周面 と リ ブパ ッ キ ン 9 0 の周面 と の間に板状体 9 7 、 9 8 が介在さ れ、 該板 状体 9 7 、 9 8 の先端は溝 4 4 b か ら突出 してい る。 こ の板状体 9 7 、 9 8 は環形状の も の であ り 、 板状体 9 7 は リ 、ジ ブ ノぺ ッ キ ン 9 0 を外周面側か ら ノ ヅ ク ア ッ プ し、 板状体 9 8 は リ ッ ブパ ッ キ ン 9 0 を内周面側か ら バ ッ ク ア ッ プ し てレヽ る。
[0059] 第 1 8 図で は、 装着搆 4 4 b の縁部 に おいて、 突出部
[0060] 9 9 、 1 0 0 が設 け ら れ て い る 。 こ れ ら 突出部 9 9 、
[0061] 1 0 0 は装着搆 4 4 b の緣部 に沿 っ て装着溝 4 4 b を周 回す る よ う に設け ら れてい る 。 突出部 9 9 ほ リ ッ ブ パ ヅ キ ン 9 0 を外周面側か ら ノ ッ ク ア ッ プ し、 突出部 1 0 0 は リ ヅ ブ ノ ヅ キ ン 9 0 を内周面側か ら ノ ' ヅ ク ア ッ プ し て い る 。
[0062] こ れ ら の板状体 9 7 、 9 8 又 は突出部 9 9 、 1 0 0 は、 弁体 4 0 の回転 ( A又は B 方向の移動) に伴 う リ ツ ブパ ッ キ ン 9 0 の変形を抑制す る。 従っ て、 弁体 4 0 が 回転 さ れ て も 前記隙間 C が発生せ ず、 漏水が防止 さ れ る 。 ま た 、 リ ツ ブ パ ヅ キ ン 9 0 の変形量が き わ め て小 さ い か ら 、 弁体 4 0 の回転の度 に 繰 り 返 し受 け る リ ッ ブ ノぺ ッ キ ン 9 0 の変形が小さ く な り 、 リ ブパ ッ キ ン の耐 久性が高い も の と な る。
[0063] 上記実施例で ほ装着溝 4 4 b の端面流出 口 4 4 の側 及びそれ と 反対側のいずれの側に も板状体 9 7 、 9 8 、 突出部 9 9 、 1 0 0 を形成 し てい る が、 一方の側に のみ 板状体又は突出部を設け る よ う に して も良い。
[0064] 第 2 2 図 に お い て は、 リ ッ ブパ 、 / キ ン 9 0 の装着溝 4 4 b への装入方向先端側の外周面に厚肉部 9 5 a が形 成さ れてい る。 こ の厚肉部 9 5 a を設け る こ と に よ り 、 装着搆 4 4 b に リ ッ ブパ ッ キ ン 9 0 が装入さ れた と き に ほ厚肉部 9 5 a が装着溝 4 4 b の内面壁 4 4 c に強力に 押 し付け ら れ、 水密性が著 し く 高く な る。 ま た、 リ ッ プ パ ヅ キ ン 9 0 も装着溝 4 4 b か ら抜け出 し に く い も の と な る 。
[0065] 第 2 3 図に おいて は、 厚肉部 9 5 b が ヒ レ状の も の と し て形成 さ れて い る 。 こ の ヒ レ状の厚肉部 9 5 b は、 リ ツ ブパ ッ キ ン 9 0 が装着搆 4 4 b か ら抜け出 よ う と し た と き に著しい抵抗力を生じ させ る ので、 リ ヅ ブパ ツ キ ン 9 0 が装着溝 4 4 b か ら き わめて抜け出 し に く い も の と な る。 も ち ろ ん、 水密性も き わめて高い。
[0066] 第 2 2 、 2 3 図で は厚肉部 9 5 a 、 9 5 b が リ ッ プ パ ヅ キ ン 9 0 の 外周面側 に の み設 け ら れ て い る が 、 第 2 4 図の如 く 内周面側に も厚肉部 9 5 a を形成 して も 良い 。 ま た、 例え ば第 2 6 図の リ ッ ブノ V キ ンの如 く 内周面側に のみ厚肉部 9 5 a を設けて も良い。
[0067] 第 2 5 図ほ装着溝 4 4 b の内面壁 4 4 c に凹部 4 4 A を 設 け た も の で あ り 、 リ ツ ブ パ ッ キ ン 9 0 の 厚肉部 9 5 a が該凹部 4 4 A に係合される。 こ の よ う に厚肉部 9 5 a を凹部 4 4 A に 係合さ せ る と 、 リ ヅ ブ ノぺ ヅ キ ン 9 0 が装着溝 4 4 b か ら き わめて抜け出 し に く い も の と な り 、 水密性も向上さ れる。
[0068] 第 2 6 図 は装着搆 4 4 b の一方の 内面壁 4 4 c 側 に のみ凹部 4 4 A を形成 し た装着搆 4 4 b に厚肉部 9 5 a 付き の リ ブパ ッ キ ン 9 0 を装入す る実施例を示してい る。 上記実施例で はバルブケース 3 8 に リ ッ ブパ ッ キ ン 9 0 が装着 さ れて い る が、 弁体 4 0 に リ ヅ ブパ ッ キ ン 9 0 を装着す る よ う に して も良い。
[0069] 弁体 4 0 の端面開口 5 6 と 反対側の端面 S か ら は操作 軸 8 4 が突設さ れて お り 、 該操作軸 8 4 に ノ、 ン ド ル 8 6 が嵌合 し てい る 。 こ の操作軸 8 4 は前記水栓ケーシ ン グ 1 2 を: R通 し てい る。
[0070] 第 1 3 、 1 4 図 に 特 に 明瞭 に示 さ れ る 通 り 、 操作軸 8 4 は軸受板 8 8 の軸受孔 8 8 A に回転自在に挿入さ れ て い る 。 こ の軸受板 8 8 に は角形の凹部 8 8 B が形成さ れて お り 、 こ の凹部 8 8 B に略々 角形の ク リ ッ ク 感付与 板 ( ク リ ツ キ ン グ板 ) 1 1 0 が係 合 し て い る 。 こ の ク リ ツ キ ン グ板 1 1 0 に は、 弾性を有 し た湾曲 し た ァー ム 1 1 2 が左右側方に突出す る よ う に設け ら れてい る。 アーム 1 1 2 の先端 に ほ、 小さ な円柱体 1 1 4 、 1 1 5 が一体に設け ら れている。 こ の ク リ キ ン グ板 1 1 0 は 弁体 4 0 の端面 に形成された リ ン グ状の穴 1 1 6 内に入 り 込んでい る 。 穴 1 1 6 の内周面に は、 周方向四等分位 置 に そ れ ぞれ凹部 1 1 8 が合計 4 個形成 さ れ て お り 、 アーム 1 1 2 の先端の円柱体 1. 1 4 、 1 1 5 は こ の凹部 1 1 8 内 に係合可能 と な っ ている。 弁体 4 0 を回す と 、 9 0 度ご と に 円柱体 1 1 4 、 1 1 5 が凹部 1 1 8 に係合 す る ので、 ノ、 ン ド ル 8 6 を把持 し て操作軸 8 4 を回 し た 際に、 9 0 度回転す る毎に軽度の停止感を操作者に感受 せ しめ得る 。
[0071] な お 、 第 2 図 に 示す如 く 、 バル ブ ケー ス 3 8 か ら は リ ブ 3 8 a 、 3 8 b が突設されて お り 、 該 リ ブ 3 8 a 、 3 8 b が水栓ケーシ ング 1 2 の内周面に当接 し てバルブ ケース— 3 8 の位置決めが行なわれてい る。 ま た、 第 2 図 に示す如 く 、 ア ッ パーケーシ ング 1 6 と ロ ワ ケーシ ン グ 1 8 と は ビス 8 9 に よ り 連結されてレヽる。 ロ ワ ケーシ ン グ 1 8 に 銘板 1 8 n (第 1 図 ) が下側か ら 貼 り 付 け ら れ、 ビス 8 9 の頭が隠されてい る。
[0072] こ の水栓 1 0 は アダプタ 7 1 を介 し て吐水管 7 1 の 先端 に 取 り 付 け ら れ る 。 こ の ア ダ プ タ 7 1 は第 1 5 図 又は第 1 6 図に示すよ う に、 内径の異な る複数個の も の がゲージ板 1 2 0 に連結さ れて販売さ れる。 吐水管の外 径に適合す る 内径の アダプタ 7 1 を切 り 取 り 、 こ の切 り 取っ た アダプタ を用いて吐水管 7 1 K に水栓 1 0 を取 り 付け る 。 第 Γ 5 図に おいて、 内径の異な る 2 個の ァダブ タ 7 1 が一枚のゲージ扳 1 2 0 に それぞれ連結部 1 2 2 を介 し一体状に形成されてい る。 連結部 1 2 2 は手で折 り 曲げて切断する こ と がで き 、 アダプタ 7 1 を 1 個ずつ 切 り 離す こ と が可能である。 ゲージ板 1 2 0 の アダプタ 7 1 と 反対側の位置に ほ U字状のゲージ搆 1 2 4 が形成 さ れてお り 、 こ のゲージ溝 1 2 4 の内幅寸法 Y a 、 Y b は アダプタ 7 1 の内径寸法 Y a 、 Y b と 同一であ る。
[0073] ゲージ板 1 2 0 の隅部に は、 適応す る吐水管 7 1 K の 外径を表示 し た表示部 1 2 6 が印刷さ れてい る。
[0074] 吐水管 7 1 K にゲージ搆 1 2 4 を嵌め込んで、 吐水管 7 1 K の外径寸法を こ の何れかのゲージ搆 1 2 4 で知る こ と がで き る 。 吐水管 7 1 K に対応 し た ゲー ジ搆が判 つ た後 に 、 こ の各ゲー ジ溝 に対応す る ア ダ プ タ 7 1 を切 り 離 し て そ の吐水管 7 1 Κ に 用 レヽ る こ と がで き る 。 従来 に お い て は逐一現場で吐水管 7 1 Κ の外径寸法を計 り 、 さ ら に ア ダ プ タ 7 1 の内径寸法を計 っ て対応す る ア ダプタ 7 1 を選択 し て お り 、 作業性が極め て悪か っ た 。 こ れ に 対 し 、 上記 の ア ダ プ タ ア ッ セ ン プ リ 1 3 0 に お レヽ て は —体化 さ れ て い る た 'め、 現場で の計測を必要 と せず適格 な ア ダ プタ を容易 に選択 し て 用 い る こ と がで き る 。
[0075] 第 1 6 図の ア ダプ タ ア ッ セ ン プ リ 1 3 2 は 2 個の 円形 状の ゲー ジ孔 1 3 4 を一枚の ゲー ジ板 1 3 6 に設 け 、 各 ゲ ー ジ 孔 1 3 4 に 対応す る 内径寸法の ア ダ プ タ 7 1 を そ れ ぞ れ対応す る 位置 に 連結部 を 介 し 切 り 離 し 可能 に 一体化 し て形成 し た も の で あ る 。
[0076] こ の よ う な構造に おレヽ て も 、 ゲー ジ孔 1 3 4 に よ り 、 取 り 付 け る べ き 吐水管 7 1 Κ の外径を容易 に測定す る こ と が で き 、 適応す る ア ダプタ 7 1 を容易 に選択す る こ と が で き る 。
[0077] こ の よ う に構成さ れ た水栓 1 0 及び浄水カ ー ト リ ッ ジ 2 0 よ り な る 淨水器 に おい て は、 流入口 6 4 か ら 流入す る 水が诤水吐水口 5 0 、 水道吐水口 7 6 、 シ ャ ワ ー吐水 口 7 8 の いず れか に分岐さ れ る 。
[0078] 第 1 図 及び第 1 1 Α 、 1 1 Β 図 に 示す 如 く 、 第 1 の ボール保持穴 5 2 が流入 口 6 4 及び シ ャ ワ ー流出 口 6 8 に 臨み、 第 2 の ボール保持穴 5 4 が流入口 6 4 だ け に 臨 む よ う に弁体 4 0 を位置させ る と 、 端面開口 5 6 と 端面 流出口 4 4 a と の連通は遮断される と共に、 シ ャ ワ ー流 出 口 6 8 はボール 6 0 に よ り 閉塞さ れる。 そ し て、 流入 口 6 4 か ら の水は、 水道流出口 6 6 及びメ ッ シ ュ 8 0 を 通過し、 水道吐水口 7 6 か ら吐出さ れる 。
[0079] 第 1 図及び第 1 1 A 、 1 1 B 図の状態か ら 、 弁体 4 0 を第 1 1 A 図の矢印 a 方向 に 9 0 度回 し て第 1 0 A 、 1 0 B 図の状態にす る と 、 ボール 6 0 がシ ャ ワ ー流出口 6 8 か ら移動さ れて該シ ャ ワ ー流出 口 6 8 が開口 す る。 代わ り に 水道流出 口 6 6 が ボール 6 2 で閉塞 さ れ る 。 なお、 端面流出口 4 4 a は閉塞さ れた ま ま で あ る。 こ の 結 果 、 流 入 口 6 4 か ら の 水 は 弁 体 4 0 の 周 囲 か ら シ ャ ワ ー流出口 6 8 、 シ ャ ワー吐水口 7 8 を通っ て シ ャ ヮー状に吐出さ れる。 なお、 シ ャ ワ ー流出 口 6 8 に対面 し て邪魔板 7 2 が設け ら れてい る ので、 シ ャ ワ ー流出口 6 8 か ら の水が各 シ ャ ワ ー吐水 口 7 8 に満遍 な く 供給 さ れる。
[0080] 第 1 1 A 、 1 1 B 図の状態か ら 1 8 0 度弁体 4 0 を回 し て第 9 A 、 9 B 図の状態にする と 、 ボール保持穴 5 2 は シ ャ ワ ー流出 口 6 8 に 臨む の で 、 該 シ ャ ワ ー流出 口 6 8 はボール 6 0 に よ り 閉塞される。 ま た、 ボール保持 穴 5 4 も水道流出口 6 6 に臨むの で、 該水道流出口 6 6 も ボール 6 2 に よ り 閉塞 さ れ る 。 代わ り に 、 端面開 口 5 6 が接続流路 4 4 に連通す る。 こ の結果、 流入口 6 4 か ら の 水 は 、 流路 5 8 、 端面開 口 5 6 、 端面流 出 口 4 4 a の順 に 流れ る 。 こ の水 は、 接続流路 4 4 、 外側 流路 4 6 、 浄水ケーシ ン グ 2 0 、 内側流路 4 8 の順に流 れ 、 浄水吐水口 5 0 か ら吐水さ れる 。
[0081] と こ ろ で、 流入 口 か ら 導入 さ れ る 紿水の圧力が高い と 、 定流量弁 7 0 の流路開 口面積が小 さ く な り 、 吐水 流量が絞 ら れ、 適正流量 と な る 。 こ れ に よ り 、 給水圧の 高い地域に浄水器を設置 し て も 、 浄水ケーシ ン グ 2 0 内 を通過す る水の通過 ί 度.ほ十分な処理が行な え る程度の も の と な り 、 十分に浄化さ れた浄水を得る こ と が可能 と な る 。 ま た、 弁体 4 0 に加え ら れ る水圧も小さ く な り 、 ハ ン ド ル 8 6 を操作す る に 要す る 力 も 小 さ く て 足 り る よ う に な る。
[0082] な お 、 給水圧の低い地域 に浄水器 を設置 し た場合 に は、 定流量弁 7 0 の流路開口面積は大き な も の と な る。 従っ て、 低紿水圧地域に浄水器が設置さ れ た埸合で も、 十分な吐水量を得る こ と がで き る。 水栓が給水圧の特に 低い地域 に設置 さ れ る場合 に は、 定流量弁 7 0 を取 り 外 し て も良い。
[0083] 第 2 7 〜 3 3 図を参照 し て別の実施例 に係 る回転バル ブ 1 4 ' に つ い て説明す る。
[0084] バ ル ブ ケース 3 8 内 に は、 前記 3 つ の流出 口 6 6 、 6 8 、 4 4 a を閉鎖可能なボー ル 1 6 0 Α 、 1 6 0 Β 、 1 6 0 C が配置さ れてい る。
[0085] こ の ノ ル ブ ケ ー ス 3 8 に は 、 2 つ の カ ム 1 6 2 、 1 6 4 及び筒状体 1 6 6 が設け ら れた カ ム軸 1 6 8 (回 転軸) が回転可能に挿入さ れてい る。 こ の カ ム軸 1 6 8 の斜視図を第 2 8 図に、 ま た各方向か ら見た図を第 3 0 図に あ ら わす。 第 2 8 、 3 0 図に示す よ う に、 第 1 カ ム 1 6 2 ほ、 整流流出口 6 6 の閉鎖用のボール 1 6 O A を 押 し 除 け る 働 き を有す る 。 筒状体 1 6 6 は、 シ ャ ワ ー 流出口 6 8 の閉鎖用のボール 1 6 0 B を内部に保持 して い る 。
[0086] 第 2 カ ム 1 6 4 は 、 接続流路 4 4 の流入口 た る端面流 出 口 4 4 a の閉鎖用のボール 1 6 0 C を押 し除け、 該流 出 口 4 4 a を開口 させ る働き を有す る。 第 1 カ ム 1 6 2 及び第 2 カ ム 1 6 4 ほ共に概略扇形を な し てい る。
[0087] 第 2 カ ム 1 6 4 に は概略軸方向 に 突出す る ガイ ド 爪 1 6 9 が形成さ れて お り 、 こ のガイ ド爪 1 6 9 はノ ルブ ケー ス 3 8 の端面流出口 4 4 a が開口 し た端部壁に形成 さ れ た ガ イ ド 搆 1 7 0 に 係合す る よ う に な っ て レヽ る 。 ガ イ ド 搆 1 7 0 は概略 2 7 0 度の 円弧状 に 形成 さ れ、 前記ガイ ド爪 1 6 9 を案内す る こ と に よ り カ ム軸 1 6 8 が概略 1 8 0 度回転で き る よ う に し て レヽ る 。 ガ イ ド 爪 1 6 9 はカ ム軸 1 6 8 の軸心の周方向に対 し約 9 0 度の 広が り を有し た形状のも の と な っ て お り 、 カ ム軸 1 6 8 ほ 1 8 0 度 ( 2 7 0 — 9 0 = 1 8 0 ) の範囲を回転で き る 。
[0088] 筒状体 1 6 6 は、 概略円筒状を な し、 側面に は円弧形 の リ ブ 1 7 2 が形成さ れて い る 。 筒状体 1 6 6 に は ス リ ッ 卜 1 7 4 が形成さ れてお り 、 水室 2 0 0 内部の水の 流れを よ く す る と 共 に 、 カ ム軸 1 6 8 の軸方向の長さ を 短 く し装置全体を短 く で き る よ う に し て い る 。
[0089] カ ム軸 1 6 8 の右端部 に は、 リ ン グ溝 1 1 5 が形成さ れ て い る 。 こ の リ ン グ搆 1 7 5 に は 0 リ ン グ 1 7 6 が 装着 さ れ、 水が洩れ出 なレヽ よ う に な っ て レヽ る 。 こ の カ ム 軸 1 6 8 は押え具 1 7 8 に よ っ て ノ ル ブ ケース 3 8 内 に 閉 じ込め ら て い る 。 閉 じ込め ら れ た カ ム 軸 1 6 8 の端面 に は 、 異形断面 の孔 1 8 0 が形成 さ れ て い る 。 こ の 孔 1 8 0 に 対 し 、 ハ ン ド ル 1 8 2 の 操作軸 1 8 4 が挿入 さ れて レ、 る 。 ノヽ ン ド ル 1 8 2 を回転さ せ る と 前記カ ム 軸 1 6 8 が回転す る 。
[0090] 操作軸 1 8 4 に は、 ノヽ ン ド ル 1 8 2 を回転さ せ た と き に ク リ ッ ク 感 を与 え る た め 、 第 2 9 図 に 示 す ク リ ッ ク 機構 2 1 0 が設 け ら れ る 。 す なわ ち 操作軸 1 8 4 の一部 に 断面が十字の星形 と な る部分を設 け、 こ の星形の 4 つ の凹部 に係合す る弾性爪 1 8 6 を バル ブケース側 に設け る 。 操作軸 1 8 4 は爪 1 8 6 と 係合 し た り 爪を弾い た り し な が ら 回転す る こ と に よ り 、 9 0 度回転す る ご と に 手応え が与 え ら れ、 ク リ ッ ク 感が得 ら れ る 。
[0091] 次 に第 3 1 A 〜 3 3 E 図 に従 っ て多方弁の動作を説明 す る 。 第 3 1 A 、 3 2 A , 3 3 A 図 は 多方弁 の平断面 図、 第 3 1 B 、 3 2 B 、 3 3 B 図 は 縱断面図 で あ る 。 ま た 、 第 3 1 C 、 3 2 C 、 3 3 C 図 は第 1 カ ム 1 6 2 の 作動図、 第 3 1 D 、 3 2 D 、 3 3 D 図 は筒状体 1 6 6 の 作動図、 第 3 1 E 、 3 2 E 、 3 3 E 図 は第 2 カ ム 1 6 4 の作動図であ る。
[0092] ま ず 、 整流吐水 口 6 6 か ら 吐出 さ せ る 状態 に お い て は、 第 1 カ ム 1 6 2 が ボール 1 6 0 A を押 し 除 け て お り 、 整流流出 口 6 6 は開 口 し て い る 。 こ の と き 筒状体 1 6 6 ほ筒の軸方向を鉛直方向 と し て お り 、 内部のボー ル 1 6 0 B はシ ャ ワ ー流出口 6 8 を閉鎖 して い る。 ま た 第 2 カ ム 1 6 4 は ボール 1 6 0 C の鉛直上方 に あ り 、 ボール 1 6 0 C に接触 していない。 従っ て接続流路 4 4 は閉鎖さ れた状態 と な っ てい る。
[0093] シ ャ ワ ーの吐水状態に おいて は、 カ ム軸 1 6 8 は前記 「 整流 」 の 状態か ら 9 0 度回転 し て お り 、 第 1 カ ム 1 6 2 は ボー ル 1 6 O A の上方 に き て お り 、 ボー ル 1 6 O A に接触 していない。 従っ て、 整流吐水口 6 6 は ボール 1 6 0 A に よ っ て閉鎖さ れてい る 。 ま た、 筒状体 1 6 6 は 筒 の 軸方向 を水平方向 と し て お り 、 ボ ー ル 1 6 0 B を 内 部 に 保 持 し て レヽ る 。 従 っ て 、 ボ ー ル 1 6 0 B は シ ャ ワ ー流出 口 6 8 か ら 離れ て お り 、 シ ャ ヮ一流出口 6 8 ほ開口 し ている。 第 2 カ ム 1 6 4 はボー ル 1 6 0 C の上方に き てお り 、 ボール 1 6 0 C は流出口 4 4 a を閉鎖 し てい る。
[0094] 挣'水吐水 口 5 0 か ら吐水 し て い る 状態 に お い て は 、 カ ム軸 1 6 8 は前記 「 シ ャ ワ ー 」 の状態か ら更に 9 0 度 回転 し た状態 と な っ て い る 。 第 1 カ ム 1 6 2 は ボール 1 6 O A の上方 に あ り 、 ボール 1 6 O A ほ整流吐水口 6 6 を 閉 鈸 し て い る 。 ま た 、 筒 状 体 1 6 6 は 前 記 「 整流 」 の 状態 か ら 1 8 0 度回転 し て お り 、 ボ ー ル 1 6 0 B は再び落下 して シ ャ ワ ー流出口 6 8 を閉鎖 して い る 。 第 2 カ ム 1 6 8 は ボール 1 6 0 C を押 し 除 け、 流出口 4 4 a は開口 し てレヽ る 。
[0095] こ の よ う に 、 カ ム軸 1 6 8 が 9 0 度ずつ回転す る こ と に よ り 筒状体 1 6 6 、 第 1 カ ム 1 6 2 、 第 2 カ ム 1 6 4 の働 き に よ り 流出口 6 6 、 6 8 、 4 4 a がいずれか 1 つ だ けが開口 さ れる こ と に な り 、 吐出流路が切 り 換え ら れ る 。
[0096] 以上説明 し た よ う に本実施例 に よ れば、 流出 口 6 6 、 6 8 、 4 4 a の開閉がボー ル 1 6 0 A 〜 1 6 0 C に よ つ て お こ なわれ る ため、 従来の よ う に概略円柱状の弁体が 不要で あ り 、 弁体 と バルブケース内壁の摺動面積を小さ く.で き る 。 第 1 図で説明す る と 、 こ の摺動部分は 0 リ ン グ 1 7 6 を設 け た付近、 第 1 カ ム 1 6 2 及び第 2 カ ム 1 6 4 の円弧状外周部分、 筒状体 1 6 6 の リ ブ 1 7 2 の 外周部分及び、 ガイ ド爪 1 6 9 等の部分で あ る 。 しか し な が ら 、 こ れ ら の摺動部分は 、 0 リ ン グ 1 7 6 を 除い て は水密の機能を有さず、 従っ て強い押圧力で摺動させ る 必要 ほ な い 。 よ っ て カ ム 軸 の 回転、 従 っ て ノヽ ン ド ル 1 8 2 の 回転 に 必要 な力 は従来 に 比べ て小 さ い も の で すむ。
[0097] 本実施例で は、 筒状体 1 6 6 を完全な筒 と せずス リ ツ ト 1 7 4 等を設け る こ と に よ り 、 カ ム軸 1 6 8 の軸方向 に筒状体を小さ く し て お り 、 装置全体を カ ム軸方向 に小 形化 で き る 。 ま た 、 カ ム 軸 1 6 8 の 位置 と 、 カ ム 軸 1 6 8 の回転中心は一致 し て お らず、 第 3 0 B、 3 0 C 図等に示す よ う に略ク ラ ン ク状に な っ てレヽ る。
[0098] 本発明で は、 筒状体 1 6 6 は角筒状の も の であ っ て も 良い。 ま た、 筒状体 1 6 6 ほ筒軸方向に 1 条のス リ ッ ト が 形 成 さ れ た 略 C 字 形 断 面 形 状 の も の で あ っ て も 良い。
[0099] 以上 の 実施例 に お い て は第 1 カ ム 1 6 2 が ボ ー ル 1 6 O A を押 し除けた と き に整流吐水口 6 6 が開口す る も の と し たが、 本究明 に おいて は、 例え ば筒状体がボ一 ルを保持し て水平状態と な っ た と き に整流流出口 を開口 す る も の と し て も よい。 すなわ ち どの流出口 を整流用、 シ ャ ワ ー用、 更に は接続流出用 と す る か は必要に応 じ て 変更で き る ものであ る。
[0100] ま た 、 上記実施例 は 3 ボール タ イ プ で あ る が、 4 個 以上の ボール を備え た 4 方弁以上の多方弁で あ つ て も 良い。
[0101] 産業上の利用可能性
[0102] 以上説明 し た よ う に本発明の多方弁に あ っ て は、 ボー ル に よ つ て バル ブ ケース周面の流出 口 の開閉を行な う の で 、 摺動部分が少な く て済み、 小 さ な力 で軸を回転 で き 、 軽快な使用が可能であ る 。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
( 1 ) 流入口 と複数の流出口が形成さ れたバルブケー ス内 に該流出口を開閉さ せ る弁体が回転自在に挿設さ れ た多方弁に おいて、 バルブケースの周面及び端面に前記 流出 口 を配置 し、 バルブケース内に該周面の流出 口 を?! 蓋可能なボールを配置す る と 共に、 前記弁体に該ボール を移動さ せ る アーム部を設け、 前記端面の流出 口開口 を パ ッ キ ン で囲み、 こ のパ ッ キ ン を弁体の端面に摺接さ せ た こ と を特徵 と する多方弁。
( 2 ) 前記バルブケース の端面の流出口開口 を周回す る リ ツ ブパ ッ キ ン装着溝が形成さ れ、 該装着溝 に装着さ れた リ ッ ブパ ツ キ ン の装着溝への装入方向先端側が厚肉 と な っ てい る こ と を特徴 と す る請求の範囲 ( 1 ) 項記載 の多方弁。
( 3 ) 前記バルブケース の端面の流出口開口 を周回す る リ ツ ブパ ッ キ ン装着溝が形成さ れ、 該装着溝に装着さ れた リ ッ ブパ ッ キ ン の周面 と該装着溝の溝壁面 と の間に 板状体を介在さ せ、 かっ こ の板状体を前記端面か ら突出 さ せ た こ と を特徴 と す る請求の範囲 ( 1 ) 項記載の多方 弁。
( 4 ) 前記バルブケース の端面の流出口開口 を周回す る リ ツ ブパ ッ キ ン装着溝が形成さ れ、 該装着溝に リ ツ ブ パ ッ キ ン が装着さ れて お り 、 該装着溝の縁部が前記端面 か ら突出 し て い る こ と を特徴 と す る請求の範囲 ( 1 ) 項 記載の多方弁。
( 5 ) 流入口 と複数の流出口が形成さ れたパルブケー ス内に該流出口を開閉させ る弁体が回転自在に揷設され た多方弁に おいて、 バルブケース の周面に前記流出口を 配置 し、 パルプケース内に該周面の流出口 を覆蓋可能な ボールを配置す る と共に、 前記弁体に該ボールを移動さ せ る アーム部を設け、 こ の アーム部の先端に ボール掬い 上げ用の爪部を設けた こ と を特徵 と す る多方弁。
( 6 ) 流入口 と複数の流出口が形成さ れたバルブケー ス内に回転軸が挿設さ れた多方弁に おいて、 バルブケー ス内 に各流出口 を閉鎖可能な よ う に ボールが配置さ れ、 回転軸に は、 所定の回転角度に な る と前記ボールを押 し 除 け て流出 口 を開 口 さ せ る カ ム 及び、 ボール を保持 し 約 1 8 0 度異な る 所定の 2 つ の回転角度 に な る と 前記 ボールを落下させて流出口を閉鎖させ る筒状体が設け ら れてい る こ と を特徴 と する多方弁。
( 7 ) 前記周面の流出 口 を覆蓋可能 な ボー ルが各 々 収納さ れたボール保持穴が前記弁体に設け ら れて お り 、 各ボール保持穴の側壁面に は切欠孔が形成さ れ、 各切欠 孔の開口縁は、 前記ボールの傷付き を防止 し得る面取 り さ れた アール状に形成さ れている こ と を特徴 と す る請求 の範囲 ( 1 ) 項記載の多方弁。
( 8 ) 前記周面の流出 口 を覆蓋可能 な ボールが各 々 収納さ れたポール保持穴が前記弁体に設け ら れて お り 、 各ボール保持穴の側壁面に は切欠. しが形成され、 各切欠 孔の開口縁は、 前記ボールの傷付き を防止 し得る面取 り された アール状に形成されてい る こ と を特徴 と する請求 の範囲 ( 5 ) 項記載の多方弁。
( 9 ) 前記周面の流出 口 を覆蓋可能 な ボールが各々 収納さ れたボール保持穴が前記弁体 に設け ら れて お り 、 各ボール保持穴の側壁面に は切欠孔が形成さ れ、 各切欠 孔の開口緣は、 前記ボー ル の傷付 き を防止 し得る面取 り さ れた アール状に形成されてい る こ と を特徴 と す る請求 の範囲 ( 6 ) 項記載の多方弁。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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KR920701734A|1992-08-12|
EP0433453A1|1991-06-26|
KR940009809B1|1994-10-17|
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-12-13| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1990-12-13| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE |
1990-12-20| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990907470 Country of ref document: EP |
1991-06-26| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990907470 Country of ref document: EP |
1994-02-15| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1990907470 Country of ref document: EP |
优先权:
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